現在位置を把握する上で、昔からよく用いられてきた方位磁針。
方位磁針とは、磁石を自由に回転できるようにしたものです。
磁石は地磁気に反応してN極が北を、S極が南を向くという習性があります。
最も単純なものとしては、非常に軽く作った磁石を針の上に乗せたり、水に浮かべるだけで実現してしまいます。
この原理からも判るように、方位磁針は厳密に見れば真北を指しているわけではありません。
真北と、方位磁針が示している北、それら2つの差はコンパス誤差と呼ばれます。
記号ではC.E.と記されます。
コンパスエラーの略称ですね。
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磁石である方位磁針が示すのは、地磁気の北であり、厳密な北からはずれているのですが、この差は偏角と呼ばれています。
日本では磁北が真北より西側にあるので、偏角は西偏しているという表現が適正でしょう。
偏角の大きさは、時間や場所によって異なり、常に変化しています。
日本国外では、地域によってはこの偏角が数十度に達する場合もあります。
日本国内の偏角は、国土地理院地磁気測量ホームページで概算できます。
また、地形図の縁に記入されてもいます。
また航海においては偏角をバリエーションと呼び、その大きさは海図などに記載されています。
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